にこ乳がん記録帖

癌の検査 その2 検査の前に、まずは告知

電話予約してから2週間。待ちに待って。
初診の日(6月20日)乳のエコーとマンモ(6枚)
6月24日に   リンパのエコー
7月4日に 途中結果の報告がありました。

この病院(乳腺科だけかもしれない)は、治療が始まるまで(つまり癌と確定するまで)は、当番制で医師がくるくると替わります。

しかも、みるからに新人風の先生方が、順番に患者をさばいていっているという感じです。

私の場合も初診は、本当にはいったばかりの初々しさが残る、女医さん。
一生懸命、誠心誠意言葉を選んで、でもミスしないようにと対応してくださいました。
初診の先生の説明では、今回の検査(マンモとエコー)癌の可能性があるのかないのかの方向性がわかる。
それをみて、その先の検査を始めるということでした。
方向性がわかるのね。じゃあ、結果は7月の終わりなんだ。
と自己判断してしまった私は、かるーい気持ちで1回目の検査結果を7月4日に一人で聞きに行ってしまいました。

今度の先生は、それなりに慣れているようで、でも新人って感じの女医さんで。
ものすごく明るく対応してくれます。
こちらも、今回は方向性だけと思っているから、軽ーい気持ちで応対していたのですが。


女医さんは、パソコンの画面を見ながら、すごいスピードで話始めました。
そして、明るく、
「これはこうなってますから、右はがんですねえ。で、左はですねえ、、、」
と話を途切れさせません。

癌?って言った?今あなた、癌?

とこちらが、頭の中でぐるぐるまわっていても、女医さんは話を止めず次々と説明をつづけています。
「癌って、癌だよねえ。ポリープとは違うよねえ。取ればいいってもんじゃないよねえ」
と、頭がぐるぐる。
そこから先の女医さんの話は断片的にしか覚えていませんが。
とにかく、しゃべり続けています。止まらずに。
学会発表じゃないんだから。。。。と思いながら、こちらは聞いていましたが。

断片的に聞いた記憶ですが。

右は硬癌 3㎝
(検診センターでは1.5㎝だったが、広がって映っているので、大きさが確定しにくいとのこと)
右腋リンパにも3カ所ほど腫れているところがある。

左はしこりあり。しかし、これは沪胞の可能性もある。
(癌である可能性は50パーセント)
癌であっても、非浸潤癌の可能性が高い。

一通り、しゃべり終わった女医さんは
「何かしつもんはありますか?」
と、にっこり笑っておっしゃいました。
(形だけでも、大変ですよねえ。という表情すればいいのにと思ったのですが、本当ににっこりしていらっしゃいました)

頭の中をぐるぐるしながら、質問したことは
「今後の治療はどうなるのでしょう?」

女医さん、表情変えず(つまりにっこりしながら)
「術前化学療法ですね。6ヶ月。小さくないので、手術前に小さくしてから取った方が良いので」

決定的な質問をどきどきしながら聞いてみました。
「まだ検査はあると思うのですが、これはもう癌と考えて良いのでしょうか?」

女医さん、ますます目を細めてにっこりして
「はい。癌であると思っていただいて結構です。」

15分の診療時間でしたが、10分診察室にいたでしょうか。
心を込めて診察すると、長くなるし、
こうやって笑顔で告知するのは、患者がしゃべる気なくしてさっさと帰ってくれるから良いのでしょうか?
とにかく、癌ということだけで、ショックだったし、何よりこの女医さんの笑顔を見るのはもう嫌!と思ったので、
そそくさと診察室をあとにしました。

外にでてお待ちください。ということだったので、ぼーっとしながら、ソファで待っていると
看護婦さんが、「癌の治療のてびき」なる冊子を持ってきてくれました。
看護婦さんは、癌という言葉は一切つかわず説明を続けてくれました。
説明しながら、理解しているかを時々とめて、聞いてくれて。
わかっているようだと思うと次の話に移動します。
決して同情することはなく、淡々と話をすすめてくれますが、声に明るさがあるのでこちらは救われました。

新人を少し卒業したような女医さんと、ベテラン(っぽい)看護婦さん。
これがベテランってもんだなと痛感しました。
癌の患者は、それでなくても心を痛めてる。そのときにどうやって寄り添うか。
それも、的確に寄り添えるか。
他の病院にはない、難しいところなのかもしれません。

さて、癌と告知されてから、癌がどれだけ広がっているか。
また、多分大丈夫と言われている左の乳は、本当に大丈夫なのか。
ショックを受けながらも、休む暇はもらえません。
検査がどーんと入ってきました。
そのつづきは後ほど。

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