にこ乳がん記録帖

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なぜ。健康診断を受けていてもリンパ転移していたのか?

7月29日、主治医の先生に初めてお目にかかって今までの結果とこれからの治療方針を伺いました。
主治医の先生は予想よりも若くて、明るい感じの良い先生でした。
質問にもはきはきと答えてくださって、これから長くおつきあいできると確信できる先生でした。

病状については、以前から伝わっていたように
右は硬癌 
乳頭に近いところにある3㎝から4㎝
リンパ転移あり(乳頭に近いところにある癌は転移しやすい)
術前化学療法が必要

左は問題なし。

というものでした。

せっかく主治医の先生にお目にかかったのだから、ずっと伺ってみたかったことを2つほど質問しました。

1)検診センターでは1.5㎝と言われた腫瘍がここの病院にきたら3㎝とか4㎝と言われている。これはなぜか?
 待っている間に増殖して大きくなったのか?

  これは、計測の仕方の違いだそうです。
  私の癌はしこりの下にぼーっと広がっているタイプの癌なので、どこまで計測するのか判断に困るものであるとのこと。
  検診センターは上の腫瘍の部分だけを計測して1.5㎝と報告したのだろうということ。
  待っている間に成長するほどのすごく早い増殖能はないので安心してとのことでした。

2)昨年のマンモでは異常なしだったのに1年でなぜこんなに進行してしまったのか。
  
  これは一番伺いたい内容でした。
  先生が、昨年のデーター(検診センターから渡されたもの)を見てくださいました。
  自分が見ても、癌は見当たらないとのことでした。
  今年のマンモーを見てもかなりぼーっとしているので見落としやすい(でもしっかり癌なのです!)タイプであったと思う。
  じゃあ、半年前に検診を受けていたら、わかったかもしれないけれど、何ともいえない。(そりゃそうですね)
  
3)1年前にエコーを受けていたらわかったか?

   それもわからないと先生はおっしゃっていました。
   1年前はかなり小さいと思うので無理じゃなかったのかと思う。
   半年前なら、見えたのではないかと思うんですけどね。と困ったようにおっしゃいました。


1年前と言っても、今年は例年よりも早く予約がとれて、11ヶ月目の検診だったんです。
それでもこれだけ進行していた。
運命というか、なんというか。

しこりをみつけて、病院に行く方も多いと聞きますが、私は未だにしこりを自分で感知できません。
医師にも、
「乳頭の下で、下にぼーっと広がっているタイプなのでこれはなかなかみつかりませんね。」
と言われました。

乳頭の形がちょっと横を向いたなあと思った時。(それがいつ頃からだったか覚えていないのです)
それが、身体がだしてくれたサインだったのでしょう。

でもしこりはないし。
毎年検診は受けているし。
健康に自信のあった私は、なかなか病院に行くことはしませんでした。
身体が出したサイン。

受け止めてあげればねえ。
またまた治療は楽になっただろうに。


癌の検査 その2 検査の前に、まずは告知

電話予約してから2週間。待ちに待って。
初診の日(6月20日)乳のエコーとマンモ(6枚)
6月24日に   リンパのエコー
7月4日に 途中結果の報告がありました。

この病院(乳腺科だけかもしれない)は、治療が始まるまで(つまり癌と確定するまで)は、当番制で医師がくるくると替わります。

しかも、みるからに新人風の先生方が、順番に患者をさばいていっているという感じです。

私の場合も初診は、本当にはいったばかりの初々しさが残る、女医さん。
一生懸命、誠心誠意言葉を選んで、でもミスしないようにと対応してくださいました。
初診の先生の説明では、今回の検査(マンモとエコー)癌の可能性があるのかないのかの方向性がわかる。
それをみて、その先の検査を始めるということでした。
方向性がわかるのね。じゃあ、結果は7月の終わりなんだ。
と自己判断してしまった私は、かるーい気持ちで1回目の検査結果を7月4日に一人で聞きに行ってしまいました。

今度の先生は、それなりに慣れているようで、でも新人って感じの女医さんで。
ものすごく明るく対応してくれます。
こちらも、今回は方向性だけと思っているから、軽ーい気持ちで応対していたのですが。


女医さんは、パソコンの画面を見ながら、すごいスピードで話始めました。
そして、明るく、
「これはこうなってますから、右はがんですねえ。で、左はですねえ、、、」
と話を途切れさせません。

癌?って言った?今あなた、癌?

とこちらが、頭の中でぐるぐるまわっていても、女医さんは話を止めず次々と説明をつづけています。
「癌って、癌だよねえ。ポリープとは違うよねえ。取ればいいってもんじゃないよねえ」
と、頭がぐるぐる。
そこから先の女医さんの話は断片的にしか覚えていませんが。
とにかく、しゃべり続けています。止まらずに。
学会発表じゃないんだから。。。。と思いながら、こちらは聞いていましたが。

断片的に聞いた記憶ですが。

右は硬癌 3㎝
(検診センターでは1.5㎝だったが、広がって映っているので、大きさが確定しにくいとのこと)
右腋リンパにも3カ所ほど腫れているところがある。

左はしこりあり。しかし、これは沪胞の可能性もある。
(癌である可能性は50パーセント)
癌であっても、非浸潤癌の可能性が高い。

一通り、しゃべり終わった女医さんは
「何かしつもんはありますか?」
と、にっこり笑っておっしゃいました。
(形だけでも、大変ですよねえ。という表情すればいいのにと思ったのですが、本当ににっこりしていらっしゃいました)

頭の中をぐるぐるしながら、質問したことは
「今後の治療はどうなるのでしょう?」

女医さん、表情変えず(つまりにっこりしながら)
「術前化学療法ですね。6ヶ月。小さくないので、手術前に小さくしてから取った方が良いので」

決定的な質問をどきどきしながら聞いてみました。
「まだ検査はあると思うのですが、これはもう癌と考えて良いのでしょうか?」

女医さん、ますます目を細めてにっこりして
「はい。癌であると思っていただいて結構です。」

15分の診療時間でしたが、10分診察室にいたでしょうか。
心を込めて診察すると、長くなるし、
こうやって笑顔で告知するのは、患者がしゃべる気なくしてさっさと帰ってくれるから良いのでしょうか?
とにかく、癌ということだけで、ショックだったし、何よりこの女医さんの笑顔を見るのはもう嫌!と思ったので、
そそくさと診察室をあとにしました。

外にでてお待ちください。ということだったので、ぼーっとしながら、ソファで待っていると
看護婦さんが、「癌の治療のてびき」なる冊子を持ってきてくれました。
看護婦さんは、癌という言葉は一切つかわず説明を続けてくれました。
説明しながら、理解しているかを時々とめて、聞いてくれて。
わかっているようだと思うと次の話に移動します。
決して同情することはなく、淡々と話をすすめてくれますが、声に明るさがあるのでこちらは救われました。

新人を少し卒業したような女医さんと、ベテラン(っぽい)看護婦さん。
これがベテランってもんだなと痛感しました。
癌の患者は、それでなくても心を痛めてる。そのときにどうやって寄り添うか。
それも、的確に寄り添えるか。
他の病院にはない、難しいところなのかもしれません。

さて、癌と告知されてから、癌がどれだけ広がっているか。
また、多分大丈夫と言われている左の乳は、本当に大丈夫なのか。
ショックを受けながらも、休む暇はもらえません。
検査がどーんと入ってきました。
そのつづきは後ほど。

癌の検査 その1

検診センターで、病院行きを指示されて、
東京の癌専門病院に検査に行きました。

予約の電話を入れてから、2週間待って(ものすごく混み合っていて、これでも短いそうですと言われました)
やっと初診にたどり着きました。

この病院のシステムは変わっていて(もしかしたら、乳腺科だけかもしれません)
初診から、告知までは、担当の医師がいません。
すべて当番制で、初診の医師も、1回目の検査結果を知らせる医師も2回目の最終の結果を知らせる医師も別の医師でした。どちらかというと新人に近い医師が順番性で行っているようです。
病気が確定したところで、主治医が決まります。主治医も病院の方で決められます。
(先生の希望はそれなりに聞いてくれるようですが、原則病院が決めるようです)

さて、初診では、簡単な問診のあと、マンモとエコーが行われました。
これは、医師は全く関知せず、検査技師の方がすべて行っていらっしゃいました。
マンモも問題の右乳は、圧を強くして行い(でも、痛みはそれほどではなかったです。上手なのかな)
方向も、いつもよりも多い数で行っていました。
エコーは、左右の乳は、同じですが、別に時間をとってリンパのエコーも行いました。

マンモは痛いけどエコーは痛くないから楽!と思っていましたが、
エコーは、異常を確認すると、時間が長くかかります。
もちろん、技師の方は、悪いところがある!なんて教えてくれませんから。
こちらは雰囲気で察知するしかありません。
何もないところは、本当にさーっと過ぎていくのに。
異常だと思ったところは何度も何度もさぐっている。そして撮影して、時間がかかります。
腋のリンパのエコーの検査も左乳も首も胸のところもさーっとすんだのに。右の腋のところはえらい長い時間をかけて検査しています。
「なんか長くない?でも私の思いすごし?」とこちらは、不安に思いながらも良い方に良い方に解釈しようとしていましたが。
終了したとたん、検査技師の方が
「長くやってごめんなさい。大丈夫だった?」とねぎらいの言葉をかけてもらいましたが。。。
それは、「悪いところがあったから時間がかかったのよね」という、言葉でもあり。
そのおかげでリンパ転移がわかってしまいました。。。。
マンモなら、悪かろうと良かろうと同じ時間で終わってしまうのでこちらは何の想像の翼を広げる必要はありません。
しかし、エコーは、やっている間中心配で心配で。。。。
本当にエコーは嫌いです。

癌の費用は大変!

癌はお金がかかるからと、よく言われていますが、私はよくわかりませんでした。
でも、癌保険には入っておこうかと6年ほどまえに夫婦で申請をしました。
結果は夫はスムーズに通りましたが、私は×。
なぜかというと、マンモで微細な石灰化というものが今回癌が発生した胸とは反対の胸にできていたからです。
この石灰化。10年前からもうみえていて、要精密検査という指示がでました。
すぐに乳腺外科に受診しましたが、加齢をともなうもので、このまま変化なければ問題ないと言われていました。
ただ、一度できた石灰化は消えませんから。毎年要精密になったり、経過観察になったり(変わっていないのに指示項目は変わるという不思議な現象)

審査に落ちてしまった私は、あーあとは思いましたが、
「まあ、私は癌にはならないから」という訳のわからないなぐさめをして、この件を終わらせたことを覚えています。

そして今。
癌は本当にお金がかかるということを身にしみて感じています。

まだ経験していないので、きちんと把握していないのですが。
ざっと言うと
告知までの検査で、10万円!
化学療法 前期のFECで、一回4万4千円が4回! 20万円!
       後期はドセタキセル 1回 3万8千円! 4回!
ウィグ費用 保険はききません ネットで販売とありますが。高いのは30万円ほどします。
入院、手術
放射線療法
ホルモン療法 1ヶ月5000円ほどの薬を5年から10年服用します。

その他 Her2陽性の方は、分子標的薬という特殊な薬を化学療法の時に使用するので、これが4万円くらいするとか。
     術後も使用することもあって、15回とか使用すると聞きます。

精神的苦痛も大変な病気ですが。お金も半端ではありません。

高額療養の限度額は一般家庭で8万円(高収入だと15万円程)
たとえ、高額療養で助けていただいたとしても、一月8万円は大きいです!

当たり前のように病院は請求してきて、持っていきます。。。。
カードで払っているので、ポイントはたくさんたまりそうですけど。

私のかかった費用。
ときどきまとめて報告しようと思います。

病院選び その2

検診センターに勧められた病院に予約して、3日後の受診を待っている間。

もし、癌であったら何処の病院にかかろうかと考えていました。
昔から、癌になったらこの病院に行こうと思っていた病院がありました。
東京にある癌専門病院。
癌になったらここが良い。と何人かの医療関係の知人から言われていました。但しその頃のその病院はとても古くて、病院食もマズイらしい。。でも、命の問題だからその位は我慢しなくちゃね。と、笑いながら話をしていたのですが。
治療は問題ないとしても、ちょっと遠い。我が家から2回の乗り換えを経て一時間半はかかります。
乳がんを経験した友人に相談してみました。
「ちょっと遠いと思うけど。放射線療法なんて毎日35日通うのよ。身体は弱ってるし、キツイんじゃないかなあ。」

確かに。
その通りです。
子どもはまだ小学生。
通うのは、1人の場合が殆どです。
その中で、時間をかけて、通うべきなのか。

1人では決められず、夫に相談してみました。
夫は、即答しました。
「遠いからって、良い病院を避けるのはおかしいと思う。別に通えない距離じゃないし。僕もこの病院が良いと思う。」

検診センターから帰ってきて、インターネットで癌のエコーの情報を見ていて、「まさかあ」と思っていた感覚が「もしかしたら」と思うようになってきていました。
検査でシロは難しいかもしれない。
なら、初めから治療する病院の方が良いかも?

そんな時思い出した友人がいました。
専門は違いますが、癌専門の医師です。
専門家に聞いてみようと、夫が言い出し、いつも行動がゆっくりの夫が(ゴメン!)
そそくさと電話してくれました。

夫婦ぐるみでお付き合いしてもらっている友人とは、いつもはお酒の話やアホな話しかしていないのですが。さすが医師!検査結果を話すと、間髪入れずに意見を言ってくれました。

科が違うから、私が知らないだけかもしれないけど。と前置きしながら。
検査に行こうとしている病院は、乳がんでは専門ではないと思う。(え!)
できるだけ、専門の病院に行くべき。
遠いのが問題なら、もう少し近いところもあるけれど。と、いくつか病院と医師をあげてくれて。

検査をするにしても、医師だけでなく、検査技師も機器も専門である方が、後々の為にもよい。2箇所にいったら、重複して検査することになって、時間もお金も苦痛も伴うから。
行こうとしている癌専門病院は、日本一乳がんの患者が多くて、混み合っているから待つ時間はかかるから直線行った方が時間のロスが少ないかも。

さすがです。
いつもは、「なんか、真面目すぎ!仕事のことばっかり考えすぎ!もう少し、のんびり考えなくっちや」
なーんて。夫と陰口を言っていたのだけど。
すべてをごめんなさい!
もう、あなたを尊敬します!

友人は近いところも教えてくれましたが、思いこみの激しい私は、話をしている間に遠くても、東京の癌専門病院にしようと決めていました。

翌日。予約していた、近所の病院をキャンセルして、改めて東京の癌専門病院に予約を入れました。

しかし、予約できたのは、二週間後!
あー。長いわ。
これから検査結果が揃って告知まで、
約二ヶ月半!
治療(抗がん剤)が開始されるまで、
3ヶ月!

これは、選択が正しかったのか。
とにかく長い長い治療開始までの道のりが始まりました。

病院選び その1

6/8の検診会場で、精密検査を勧告されたわたし。
精密検査の病院として、検診センターの医師は、歩いて行かれる総合病院を提案してくれました。
歩いて行かれる病院といってもこの地域ではかなりの大型病院。
近隣の個人医が、難しい症状の患者さんを次々と送り込む病院として知られています。癌の拠点病院とホームページにも書かれていて近隣の方々が入院するといえば、この病院が大半を占めています。
勧められた私とすれば(まだがんとは思っていなかったので)ここで検査することで問題ないだろうと思っていました。
ただ近いのは、良いのだけど病院の雰囲気があまり好きでなく(素人の感想です。)また待ち時間の長い病院であるのは有名だったので、万が一癌であったら(その時はまさか癌とは思ってなかったので)別の病院に変わろうとぼんやり思っていました。
とにかく早く予約を取ろうと検診会場から電話をすると3日後に予約ができ。(もっと先になると思っていたのでラッキーと思っいました。)
とにかく早く検査をして、シロと判断してもらおうと思っていました。

まわりへの報告

もし、癌と言われたら。私は周りに隠すことなく、報告しようと思っていました。
悪いことをした訳ではないし、何よりあっちに言ってこっちに言わないとやっていると私の小さい脳みそでは訳がわからなくなってしまうと思ったので。
めったに会わない人にわざわざ報告することはないにしても、頻繁に会う機会があるひと。
隠すことで、かえって悪影響がでる可能性があるひとには、早いうちに報告しようと思っていました。

告知は、すべての検査が終わってその結果を見て告知が行われると思っていました。
健康診断が6/6
初診が6/20
その後、マンモとエコー(乳とリンパの2回)検査
その結果が7/4

これで、方向性が見えるから、先の検査をしましょう。と初診の医師から伝えられていました。

すべての検査結果がでるのが、7/18
この日に癌であると告知されると思っていました。
しかし、実際は7/4の時点で
「まず、癌と思って結構です。」と若くて美人の女医さんにかる〜く告知され、私の癌患者が確定しました。

予定より早い告知に、うろたえながら、診察室からでて、
最初に行ったことは夫へ癌と宣告されたことをメールで報告しました。
その後は、職場への連絡でした。
私の職場は少人数の職場でそのなかで休みを取り合いながら有給を消化しています。
大人数ならともかく、少人数の職場では、一人欠けるということは、休みがとれなくなることを意味します。
検診センターで、指摘された直後に、もし癌であることがわかったら、退職する。だから、すぐに次の人を捜してほしいと頼んでいました。とにかく、迷惑をかけないように。1日でも早く次の人がみつかるように。という思いで、お願いしていました。

あとは、心配してくれていた友人達に報告。
皆、ショックを受けていたようですが。色々手伝うからがんばってと声をかけてくれました。
そして、夫の親戚には、告知された次の日に夫の兄弟が集まる機会があったので、その時に報告してもらいました。

問題は私の親戚。
私の親戚には癌の患者がでたことがありません。
よって、癌の免疫が無いに等しい。
どれだけのショックを受けるか。これが一番の心配でした。
夫からは、早めに報告するように言われましたが、なかなか時期があわなくて。
やっと報告できたのは告知から一週間がたっていました。
皆びっくりしたものの思いのほか、混乱はありませんでした。
これが一番やっかいだと思っていただけに、ほっとしました。

告知が7月4日と予定より早かったこと。
一度はうろたえましたが、早かったことで後々の処理の時間ができたことは幸運でした。
(そうは言っても、あの笑顔の告知はやめてもらいたかったと思います)
7月18日に出ていたら。
その後の後始末は大変なことになったと思います。
やることは山ほどありましたので。

このプログを書くにあたって

今の私は、まだ告知されただけで、治療も始まっていません。
予定としては、術前化学療法(6ヶ月)、手術(2月くらい?) ホルモン療法(5年から10年?)が決まっていて、もしかしたら放射線療法も入るかもしれない。その程度しかわかっていません。
乳がんになった友達は、周りに数人いました。
化学療法をしてつらかったことなど聞いてはいましたが、全く知識がなく、気の利いた言葉は全く出てきませんでした。
でも、その友人たちはそれを乗り越えて今も元気に仕事をし、人生を楽しんでいます。
だから、乳がんは治るもの。ちょっと大変なことはあるけど、治るんだ。
今思えばお気楽な乳がんの知識しか持ち得ず。私には関係ないと思っていました。
遺伝的にも癌の家系ではないし、何より私は健康には自信がある。とよくわからない乳がんにならないという自信があったのです。(お笑いものですが。。。本当にそう思っていました)

しかし、ある日突然、癌患者になってしまいました。
いったい自分はどうなるんだろう?
人間先の道がわからないと、不安が不安を呼び起こします。特に私はそうでした。
予定表も先の予定を決めて記載しておかないと心配で。予定表を埋めることで、安心感を得ていた私にとっては、来月からの、いや来週から何をどうすれば良いのかわからず、途方にくれていました。
病院では、簡単に治療の予定を教えてくれ、「がんの治療」の冊子を渡されて「これを読んでおいてくださいね」と笑顔でわたされましたが。わかるようなわからないような。
まず、頼ったのが乳がん経験者の友人でした。職場も違うし住む場所も遠いので、Lineでのやりとりでした。
これから先どうなるのか。化学療法はどれほどつらいのか。脱毛は絶対するの?聞きたいことは山盛りでしたが、その友人は簡潔に的確に教えてくれました。ちょっとこれで安心しましたが、一つわかるといろいろとわからないことが増えています。
しかし、一人の友人にメールのやりとりだけで詳細に聞くことには無理があります。

そんなときに、助かったのが先輩方の乳がんプログです。
よくプログは、間違った情報も多いから読むべきではない。という声も聞きます。確かに読んでいてかえって不安をあおってしまうものもありました。ただ、その中でとても有益で、しかも励まされるプログも多く存在しました。
それを読みこなすことで、先の道が見えてきました。

ただ、乳がんの治療はものすごいスピードで進んでいるようで。
あまり古いもの(5年くらい前のものでも)では、今の治療方針と違うような気がしました。
よって、とても参考になるものは近日のもの。
ありがたいことに、私は昨年乳がんを告知されたプログでステキなプログを2つ見つけました。
このお二人のプログのおかげで、どんなに助けられたことか。

ありがたいと思うとともに。
自分自身も誰かのお役に立てたらとも思いました。

乳がんにかかる人は日々増え続けています。今では14人に一人の割合でかかっているとか。
乳がんにも色々なタイプがあり、手術だけですむもの、化学療法が必要なもの、化学療法もタイプによって薬も変わってくるようです。

ただし、当然のことながら、私は専門家でも何でもありません。
ただの乳がん患者です。
このプログの中で間違った情報もあるかもしれません。

でも、それでもお役に立てるのであれば、どうぞこのプログをお使いください。
一緒にがんばりましょう。
                                             2014年7月28日 暑い日の朝

毎年の健康診断を受けていても

はじめまして
人生ってわからないものですね。
癌の家系でもなく(祖父が前立腺がんでしがた、これは原爆にあったからだって皆が信じてたし)
身体は人一倍強い方だと思っていました。
少々疲れても、寝てれば治ると思っていたし、健康診断はいつもA判定でした。

健康診断も毎年、触診とマンモは受けていました。
今思えば、エコーも受けておけばよかったなと反省していますけど。
そうそう、健康診断はマンモはいつもひっかかってはいました。
10年ほどまえ、微細な石灰化ということで要精密検査とでて、大慌てで近所の乳腺外科に飛び込みました。
結果はもちろんシロ!
これだけ微細なものなら、年齢によるものだと思う。毎年検査しているんだから、変化があったらすぐに来て欲しいけど
そうでないのなら問題ない。と言われて。
毎年同じ部分でひっかかって、要精密になったり、経過観察になったり。。こっちは、何もやっていないのに、コメントが変わって不思議に思っていました。
そして、昨年のマンモの結果は、同じように左は経過観察、右は異常なし だったんです。

でも、今年は。。。
検診先で、ちょっと気になることがと告げたところから医師の顔色が変わりました。
今回はマンモじゃなくてエコーにして!
エコーで、しこりが見つかりました。
その形も悪いから。すぐに、すぐに病院に行ってください!と診断会場で言われました。

マンモでは映らない、エコーでしかでない癌のタイプだったのだろうか? 
と思っていましたが。
癌を診断した病院から、
「昨年のマンモは異常なしだったんですよね。何も映らなかったんですよねえ。」
と不思議そうに言われました。
検診先から、病院の方に過去のデーターも持っていったので、医師も昨年のマンモの結果はみています。
「病院で今年撮影したマンモはこれだけはっきり映っています。昨年が全く映っていないということは、増殖がものすごい早いというのか。。。。?」
ちょっと、先生は不思議な様子。→その後の主治医の見解についてはこちら

健康診断のマンモはなんだったんだろう?
今思うことは、マンモとエコーと触診。
その3つはセットで行えばよかったと思うことです。
そうすれば、状況があとからでも把握できる。
でも、検診では2セットが普通です。
これだけで、充分と思われています。
これは判定が充分という充分ということではなく、金銭面の問題でしょう。
それならそれと、3つセットの方が、確実ですよ!2つだと取りこぼしがありますよ!と書いておいてもらえれば。。。
でも、そう言われても、私はやらなかったかな?
そうなのです。私は癌にならないという、よくわからない自信があったから。もったいないと言ってやらなかっただろうなあ。